1日だけの公開! 映画「世界一と言われた映画館」の魅力とは

 みなさんはドキュメンタリー映画はお好きですか? 福岡県で1日だけ公開される、話題の映画「世界一と言われた映画館」について紹介します。

©認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭

©認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭

 かつて山形県酒田市に映画評論家の故・淀川長治さんが「世界一の映画館」と評した伝説の映画館「グリーン・ハウス」がありました。回転扉から劇場に入るとコクテール堂(東京都)のコーヒーが香り、バーテンダーのいる喫茶スペースが迎え、上映ベルの代わりにジャズの名曲「ムーンライト・セレナーデ」が流れます。

 少人数に対応したシネサロンスタイルで、ホテルのような雰囲気のロビー、ビロード張りの椅子など、その当時東京の映画館でも存在しなかった設備やシステムを取り入れていました。多くの人々を魅了したグリーン・ハウスは、20歳の若さで支配人となった佐藤久一氏が作り上げた夢の映画館でした。

 しかし1976年、同館のボイラー室から出火したことが原因で、多くの家屋や人々に被害をもたらした大火災・酒田大火に。同館も消失してしまいました。

 それから40年余りの時を越えた今、「ムーンライト・セレナーデ」が流れるあの場所にかつて集った人々が、きらめく思い出をもとに言葉を紡いでいきます。2018年に急逝した名優・大杉漣さんのナレーションにのせて贈る、忘れ難い場所を心に持つ人々の証言集。KBCシネマで7月2日(火)、1日限定公開されます。

©認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭

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 すてきな映画館とそこを愛した人々のトリビュート・フィルム。気になる人はチェックしてみてください。

 映画「世界一と言われた映画館」
日時:7月2日(火)20時 ※全国で順次公開
場所:KBCシネマ(福岡市中央区那の津1-3-21)
語り:大杉漣
プロデューサー:髙橋卓也 
監督・構成・撮影:佐藤広一
証言協力:井山計一、土井寿信、佐藤良広、加藤永子、太田敬治、近藤千恵子、山崎英子、白崎映美 仲川秀樹
企画・製作:認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭 
映像提供:山形放送 
協力:山形大学社会科学部付属映像研究所
配給:アルゴ・ピクチャーズ 
配給協力:MAP
問い合わせ:KBCシネマ
電話:092-751-4268

※情報は2019.6.26時点のものです

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