今?このタイミングで!?子どもができて感じる転勤族の苦悩…人生設計が変わった女性達

春は出会いと別れのシーズン。

旦那の職場から、突然、転勤の辞令が出て、なんと3週間後に引っ越しを余儀なくされた家族。
子どもの幼稚園と小学校入学が決まっていたため、苦渋の選択で、旦那だけ単身赴任することになった家族。
毎年辞令の時期はナイーブになり、「この春は、転勤を免れた…」とホッと胸をなで下ろしている家族。

そんな転勤族の旦那を持つ妻は、口をそろえて言います。
「会社は、社員の家族のことなんて考えてくれない。転勤がどれだけ家族の負担になるか!」
そこで旦那の転勤で、人生設計が変わった女性達に話を聞きました。

Feverpitched/iStock/Thinkstock

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「目の前が真っ暗になったよ。まさか、この年齢になって転勤の辞令が出るなんて…」

そう呟く40代前半のAさんには、年の離れた50代前半の旦那さんと、4歳の子どもが1人います。結婚して10年、旦那の仕事の関係で、3回の転勤を経験しました。結婚当初は、住んだことのない街に転居することも、好奇心が勝って楽しめたのですが、30代後半で子どもが生まれてから、考えがガラリと変わりました。

「子どもが幼稚園で友達を作っても、私にママ友ができても、旦那の辞令ひとつで、築き上げてきた人間関係や環境が、すべてゼロになってしまう。この春、突然の転勤が決まった時は、はじめて『どうしても行かなくちゃいけないの?』と旦那に問いただしてしまったの。旦那は『キャリアアップのためには、転勤は仕方ない。受け入れてくれ』と言ったけれど、転勤を受け入れないと昇進できない働き方に、納得がいかないわ。現地採用、現地雇用でいいじゃない。異動したからと言って、突然、仕事ができるようになるわけじゃない。」

辞令が出て、3週間後には引っ越しというハードスケジュールの中、日帰りで新居を決め、子どもの幼稚園を決めました。土地勘がない場所なので、治安と利便性が良く、子どもの教育にも安心な文教地区を選ぶことに。おのずと家賃や駐車場代が上がり、転勤のたびに無駄な出費を強いられるのだと言います。

「家族は一緒が当然、単身赴任なんて考えられなかった。今回はついていくけれど、子どもが小学生・中学生になったら、単身赴任も検討するよ。家族を犠牲にした、旦那のキャリアアップなんて望んでいないもの。」

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