PTA叩きの風潮にもの申す!まずは役員を経験してみませんか?

春は役員決めの季節。いつから、これほど「PTAは、なくなれ!」と酷くバッシングされるようになったのでしょうか。幼稚園のPTA役員をやった筆者は思うのです。
一度役員をやってから、PTA断固反対!と声をあげてくれないかな…と。

iStock.com/takkuu

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今年も、ようやくPTAの役員決めが終わりました。静まりかえる教室。誰もが、ジッと手元の資料を熟読して、先生と視線を合わさないようにしています。沈黙に耐えかねて、「私…やります…」と誰かが手をあげてくれるのを待っているのです。

この時期のSNSを覗いてみると、「PTAは任意団体なんだから、退会しても問題ない!」といった意見や、「くじ引きで役員に決まった…PTAなくなれ!」なんて怨嗟(えんさ)の声が並びます。

夫婦共働きがスタンダードになっている昨今、平日に会合があり、1年中忙しいPTAは、時代遅れの組織なのでしょう。ですが、PTAへの風当たりが増すにつれ、役員の引き受け手が現れず、役員決めの時間は、どんどん長引いているのです。

仕事がフルタイム、妊娠中、在園児のほかに0歳の赤ちゃんがいる、介護中など、誰もが「それは引き受けられないね」と納得できる理由があるママに、役員を押し付けたい訳ではありません。けれど、特に理由はないけれど、PTAは敬遠されているし、大変そうだからと、知らん顔する人の多いこと。

実際、役員になると、大変なのでしょうか。

幼稚園や小学校など、PTAがある学校の規模や行事によっても変わりますが、筆者の場合、月に1〜2回程度の集まりが、平日に行われていました。現在では、働いている人でも参加しやすいように、土曜日にPTAの集まりが行われるケースもあります。

役職によっては、自宅に持ち帰っての作業も多いことでしょう。在宅ワーカーである筆者の場合、役員の仕事に追われ、役員をやった1年間の年収は、前年度の7割程度になってしまいました。

それでも、役員を経験してみると、想像以上に幼稚園・小学校生活に、保護者の協力は、欠かせないと感じたのです。

まず、筆者の子供が通う幼稚園では、行事のたびに、園児さんへプレゼントがありました。

例えば、運動会は記念のメダル、クリスマスはお菓子の入ったブーツ、ひな祭りはひなあられ、そして年度末には、進級祝いや卒園祝いが、園児達に手渡され、大喜びで持ち帰ってきます。これらの手配は、幼稚園の先生ではなく、役員が行っていました。

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