【福岡輝栄会病院】女性の約4割が悩んでいるとも言われる尿もれ。恥ずかしがらずに受診を

福岡市東区千早にある【】、野瀬 清孝 医師に女性の尿もれについてインタビュー

尿もれの原因はさまざま。経産婦だけの悩みではない

 生死にかかわることではないけれどQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を大きく左右するもの、それが尿もれの悩みです。
 走る、重いものを持つ、立ち上がる、咳やくしゃみをする、笑うなど何気ない日常生活で不意に尿がもれてしまう状態を「腹圧性尿失禁」、急にトイレに行きたくなる、そしてトイレが間に合わずもらしてしまう状態を「切迫性尿失禁」といい、止めたくても止められない下痢の尿バージョンと言うとわかりやすいかと思います。この2つが混じると「混合性尿失禁」という状態で、女性の尿もれはこの3つのタイプが多くみられます。

尿もれの改善・対策は日々の「骨盤底筋体操」や「膀胱訓練」

 腹圧性尿失禁の原因は出産だけでなく、肥満や加齢、女性ホルモンの低下などで骨盤底筋群や尿道括約筋が緩んでしまうことであり、決して経産婦に限った症状ではありません。むしろ肥満によって膀胱に負担をかけ、尿道を締める圧力がかかりにくくなっている場合も多く見受けられます。
 腹圧性尿失禁の対策は前述の通り「太りすぎない」こと。そしてお腹に力を入れずに肛門や腟を締めて骨盤底筋群を鍛える「骨盤底筋体操」を行うことです。薬や手術はそれらの効果がない場合という順番です。

投薬や失禁パッドでケアも。恥ずかしがらずにまず受診

 反対に切迫性尿失禁には効果的な薬が多くあるため、まず投薬を行います。過活動膀胱のための薬などを使い、過剰な緊張を防ぐことで排尿をコントロールしやすくなります。その後「膀胱訓練」を推奨しています。膀胱訓練とは下着を下ろした状態で便器に座って1~2秒でもよいので排尿を我慢することを続ける方法で、この行動療法に効果が認められています。
 尿もれに悩む方は「尿失禁パッド」を利用されている方も多いと思いますが、製品選びで注意してほしいのはパッケージに表記されている「吸収量」です。少しのもれなら20mlで十分ですが、排尿1回分なら200mlの吸収量は必要です。これも個人差が大きいので、ご自身の尿の量や回数を見極めて適切に使用してください。
 女性の約4割が悩んでいるとも言われる尿もれ。恥ずかしがらずに受診してください。

福岡輝栄会病院
野瀬 清孝 医師〔日本泌尿器科学会専門医〕
愛媛県出身。宮崎医科大学卒業、同大学院修了。宮崎大学講師などを経て泌尿器科の世界を究め続ける。日本泌尿器科学会専門医・指導医・日本排尿機能学会認定医・医学博士。「恥ずかしくて相談しにくい疾患が多い泌尿器科は診察の環境、雰囲気が大事」と考える。


電話:092-681-3115
住所:福岡県福岡市東区千早5-11-5
 ※2018年6月18日より下記に移転
  福岡県福岡市東区千早4-14-40
休診日:日曜・祝日
診療時間:月〜土 9:00~13:00、14:00~18:00 ※科によって受付時間が異なる場合もあり

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※情報は2018.3.9時点のものです

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