福岡の書店員さん、君の推薦する本を読みたい!【福岡キミスイ本 第2回】

 毎月1回、Tessalit編集部が書店員さんから福岡ゆかりの本を紹介してもらう「福岡の書店員さん、君の推薦する本を読みたい」略して「福岡キミスイ本」。

 第2回は、11月21日(水)にオープンする大型商業施設「マークイズ福岡ももち」内に新店舗を構える「TSUTAYA BOOKSTORE マークイズ福岡ももち店」の中小路 央さんに会いに行きました。

「オープンを来週に控え準備中です!」お忙しい時にありがとうございます

オープンを来週に控え準備中の中小路さん。お忙しい時にありがとうございます!

 マークイズ福岡の2階、オープンを目前にして急ピッチで準備が進められている中、中小路さんが取り出してくれたのは、こちらの1冊です。

「福岡が舞台のこの1冊です!」

「福岡が舞台のこちらをご紹介します」

―東山彰良さんの『ラブコメの法則(集英社文庫)ですね!
 そうです。東山先生は当店にも近い西南学院大学(福岡市早良区)出身で、現在は(福岡県)小郡市に住まわれ執筆されています。私も西南大を出ていることもあり、東山作品はよく手に取ります。

―内容について教えてください。
 舞台は福岡。映画の評論を書いているももの、ほぼ無職状態のアラサー独身男が主人公です。シングルマザーのヒロインとは最悪の出会いをするのですが、なぜか恋に落ちてラブコメ道に。ダメ男の成長物語ともいえそうです。
 東山先生が直木賞を受賞された『流(りゅう)』とはまったく路線の違う、お笑い要素全開の1冊です。…実は、弊社女性社員からは賛否両論ある一冊ではあるのですが。

―え、それはまたどういうことでしょう?
 まあ…上品とはいえないんですよ(笑)、何というか表現が。あまりにも男の本音というか、あけすけな部分がありますので。とはいえ、これだけ罵詈雑言のバリエーションが書けるのは東山先生の才能だと思いますし、すごく面白いのでぜひ読んでほしいです。
 歯切れのよい博多弁の会話が中心でテンポもよく、読みやすさは抜群です。天神、中洲、西通り、明治通り、博多港、糸島と身近な地名が次々に出てきますよ。

―福岡が舞台の本というのは多いのでしょうか?
 当店のオープンに際して、主に福岡市内が描かれている本を紹介する【舞台は福岡】コーナーを設けます。この『ラブコメの法則』をはじめ、『点と線』(松本清張著)、『半島を出よ』(村上龍著)、『悪人』(吉田修一著)、『逃亡くそたわけ』(絲山秋子著)など、新・旧作合わせて約30作品になりそうです。ぜひ、チェックしてください。

「舞台は福岡」コーナーも着々と整い中でした

「舞台は福岡」コーナーも着々と整い中でした

―広いワンフロアの店内、他にもポイントがあれば聞かせてください。
 「ディスカバー・ザ・ユニーク」をテーマに、本はもちろん雑貨、洋服、あたたかサンダルにいたるまで、たくさんの発見がある店づくりを目指しています。併設のスターバックスに本の持ち込みが可能ですので、ゆっくりくつろぎながら本を選んでください。

―サンダルまであるとは驚きです。今日はありがとうございました!
 家族で楽しめるお店です。みなさん遊びに来てくださいね。

 積文館書店の店舗一覧は

※情報は2018.11.15時点のものです

なかむら

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