室温40度超、雨漏り・砂漏り…モザンビークで悲願の事務局修繕

日本から1日半かけてモザンビークに戻り、ホッと一息入れる暇なく、やること。
それは、大掃除です。
屋内は大量の砂と、ネズミ粘着シートにひっかかった約20匹のネズミの死骸。
暗くなる前に大掃除して、寝床の確保!です。

総勢10名集まり、一気に事務局の大掃除。

総勢10名集まり、一気に事務局の大掃除。

事務局の建屋は、竹を格子状に組み、格子の間に石を詰めて、その上から土を塗っていくという伝統的な作り方。さらにその上から、セメントを塗っています。

屋根は、トタン屋根。昔は、茅葺きでしたが、茅だと葺き替えをしなくてはならず、しかも農村地区ならまだしも町では、その茅も購入しないといけないのでお金がかかります。よって、茅葺きの家からトタン屋根の家へ、屋根のあり方も変わっていっています。

建築中の家屋。

建築中の家屋。

しかし、トタン屋根は屋内がサウナ状態!しかも、トタン自体がペラペラなのですぐに劣化し、雨漏りや砂漏りしてしまいます。竹と石と土が基礎の家屋も、ひずみやすく、事務局の扉もすでに閉まらない。。。

2013年、 設立時から、スラム地区の事務局を拠点に生活と仕事を続けてきたのですが、体力的な限界が近い。汗。
室温が40度を超える中での仕事と、何台かパソコンを壊している雨漏り・砂漏りをどうにかしなければ!!!!!と思い続けて、早、6年。

加えて、今年の5月から私たちの活動地域で、イスラム過激派と見られるゲリラ攻撃が続いており、10月だけでも20人が殺されています。また治安悪化に伴う、便乗強盗も増えており、防犯対策を喫緊に整えていかなければ!という状況なのです。

ということで、まずは、ボロボロの竹垣をブロック塀にする工事中。
ボロボロで見た目が悪いから、というのではなく、このボロボロの竹垣から泥棒が侵入してくるのです。凹

大掃除時に撮影した、事務局の竹垣。

大掃除時に撮影した、事務局の竹垣。

大掃除が終わって数日後に、スラムの職人さんと一緒に、ブロック塀づくりを開始しました。

ブロック等の建材価格も高くなっています。

ブロック等の建材価格も高くなっています。

竹垣を撤去し、ブロックを重ねるスペースの穴掘り。

竹垣を撤去し、ブロックを重ねるスペースの穴掘り。

ブロックを重ねていきます。

ブロックを重ねていきます。

現在、外壁ブロック工事は、進行中ですが、次回のコラムで、完成の様子をお届けできると思います。

来年は、資金繰り地獄の隙間に光を見いだし、トタン屋根の張替えもやりたい!かなり必死。
と、まだまだ、過酷な仕事環境は続くのでした。
いつか、冷房とかいう文明の力も、付けてみたい!

以上

【NGOモザンビークのいのちをつなぐ会への募金はこちらまで】

三井住友銀行 天神町支店: 717    (普)1920099
名義:モザンビークのいのちをつなぐ会 代表榎本恵

※情報は2018.12.1時点のものです

榎本恵

アフリカ南東部のモザンビークで、教育支援や人材支援、環境保全、公衆衛生設備などに取り組む。日本とモザンビークの相互理解のためのイベントなども開催。代表。

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