夏真っ盛りにおススメの本!

 お盆休みがあった人にも、そうでないに人も。
 まだまだ暑い夏におススメの本を集めてみました。
 あなたにピッタリの一冊が見つかりますように!

「まなの本棚」
(芦田愛菜・著/小学館)
 恋愛ハウツー本などでよく言われることに、「恋人の本棚をチェックせよ」というものがあります。本棚には嗜好(しこう)や人となりがそっくり反映されているからだといいますが、本書を読んでいるとまさに「ほほう、“美才女”の愛菜(まな)ちゃんはこうやってできてきたのか!」と感心してしまいます。京都大学の山中伸弥氏や芦田愛菜さんが「神」と崇める作家・辻村深月氏との対談も面白く、本好きにも、そうでない人にもすすめたい1冊です。
 

 「完璧という領域」
(熊川哲也・著/講談社)
 「この二十年はダンサー、芸術監督、経営者、教育者として途方もなく濃密な時を過ごした。自分の選択は常にチャレンジングであり、(中略)他人の何倍もの速度で生きてきた」──こんなふうに人生を振り返るのことのできる人がどれだけいるでしょうか。バレエ界のスター・熊川哲也の自伝には、人生を切りひらいていく上での意志の強さや勇気の大切さを教えられます。

「死にゆく人の心に寄りそう」
(玉置妙憂・著/光文社)
 自宅での看取り(みとり)の難しさを感じる出来事がありました。本書を読んで、母と「死に方」について語り合ったことを思い出しました。置かれた環境によっては、自宅での看取りが難しい家族も多くいると思いますが、できれば本人の意思を尊重したいと改めて強く思いました。「親はまだまだ元気」と思いがちな30代、40代の人におすすめしたい1冊です。

 「後悔のない前立腺がん治療 再発、尿もれ、EDを避けるために」
(藤野邦夫・著/潮出版社)
 がんの早期発見ができるようになり、前立腺がんもスクリーニング検査が発達して簡単な検査で早期の発見、そして早期の治療が可能になっています。それでもがんであるという診断が下されるのは恐怖なのに違いはありません。その恐怖の度合いは、病気に対する知識をどれほど蓄えているかによって変わるでしょう。この本は前立腺がんについて、初歩的なことから最新の治療法まで、しっかりと教えてくれます。

「ポリ袋だから簡単! 発酵食レシピ」
(杵島直美・著/青春出版社)
 腸は健康維持のために重要な存在。腸内環境を良くすることで免疫力もアップすると言われています。本書は、そのために有効な「発酵食」を、ジップ式のポリ袋で簡単に作れるレシピが満載です。調味料を混ぜたポリ袋に材料を漬けておけば、後は切るだけ・焼くだけ・煮るだけと簡単! ぬか床もポリ袋ごとモミモミすればOK。手を汚さなくていいし冷蔵庫で場所を取らないから便利です。自家製みそにもぜひ挑戦してみたいと思います!

「本業はオタクです。」
(劇団雌猫・著/中央公論新社)
 「オタク」は、遠征に慣れているので出張手配が早い。イエス! イベントレポを速攻でSNSにアップしているから議事録も的確。イエス! 有給休暇を取るのに後ろめたさは無用。…イ、イエス! 働くオタク女子の皆さま、ついに私たちのための本が出ましたよ! 仕事術から会社の選び方まで、仕事とオタ活を両立するコツをオタ女10人とキャリアカウンセラーへのインタビューを通して紹介。もう仕事で「推し」を諦める必要はありません!

 

「地域資源を活かす 生活工芸双書 棉(わた)」
(森和彦、松下隆ほか・著/農文協)
 国産の棉(コットン)に触れたことはありますか? 最近、洋服などでよく見かけるオーガニックコットン、実はそのほとんどが外国産の棉なんだとか。「じゃあ日本の棉は?」と気になった方におすすめなのが本書です。日本における棉の歴史、栽培法、織布ができるまでの過程、そして現在全国各地で進められている国内産の棉で綿製品を作る動きまで紹介。地産地消やエシカル消費という言葉が気になる方もぜひ手に取ってみてください。

 

「マンガでカンタン! 中学英語は7日間でやり直せる。」
(澤井康佑・著、関谷由香理・漫画/学研プラス)
 英語がマンガで学び直せる本です。たんにイラストで図解してあるだけでなく、楽しいストーリー仕立てになっているので、英語が苦手な人も安心。実際に読んでいて、イヤな授業を受けているようなイメージはありませんでした。読み返すのも苦にならないので、基礎を頭に入れるのに便利です。中学時代3年間かけて学んだことの重要ポイントが7日間でおさらいできるので、とても効率的です。

 

「そのうちなんとかなるだろう」
(内田樹・著/マガジンハウス)
 自叙伝の面白さは、時系列で時代背景と共にさまざまなエピソードが語られるところにあります。その時代を知っていると懐かしく往時を思い出せるし、知らなくても初めて聞く話に引き込まれます。それが人気の思想家・内田樹の自叙伝ともなればなおさらです。たとえば、SFという新しい文学ジャンルにリアルタイムで出合ったときの感覚が語られ、同時に、その意義が考察されるという具合で、興味が尽きません。

 

「鬼人幻燈抄 葛野編 水泡の日々」
(中西モトオ・著/双葉社)
 白雪と甚太。互いが己の生きざまを貫く姿に圧巻されます。それを悔いるべきなのか、葛藤する甚太の心理描写には切なさを覚えます。戦闘シーンは圧巻。まるでコミック版を読んでいるかのようにその様子が浮かび上がります。1巻だけでも読み応え十分ですが、ところどころに張り巡らされた伏線が回収されないままなので、続きが気になります。完結まで無事に刊行されてほしい。Web版を読んでなお、そう思う物語です。

 お気に入りの一冊は見つかりましたか?
 来月も残暑厳しく暑い日が続いていると思いますが、
 少しでも涼を感じられる一冊をご紹介できればと思います!

※情報は2019.8.22時点のものです

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