年の始めは産地直送のおせちで【木の花ガルテンのおせちVol.5】

栽培から加工まで一貫

 11月ももう終わり。いよいよ師走に入りますね。年末年始の予定はお決まりでしょうか。大分県日田市大山町東大山に本店を置く木の花ガルテンの「農家おもてなしおせち」。その名のとおり、素朴さの中にも新年らしい晴れやかさもある料理を詰め合わせたおせちです。2019年のラインナップから、大山町地域(以下、大山町)の特産品のウメを使ったメニューをご紹介します。

梅栗植えてハワイに行こう

 「梅栗植えてハワイに行こう」。大山町にはこんなキャッチフレーズがあるそうです。大山町は山間部にあり、耕作地に恵まれない地域でした。そんな小規模農業の寒村が貧しさから一日も早く脱け出すため、当時の農協の組合長が掲げたフレーズがこれ。村をあげて(当時は大山村でした)、ウメやクリを植える「ウメ・クリ運動」を始めたのです。限られた土地で収益性を高めるため、稲作から果樹栽培へ、そして少量でも多品目・高次元農業へとかじを切ったのです。

 一番おいしい時季に収穫し、農産物のことを知り尽くした地元農家の手で仕立てた加工品は、次第に評判を呼ぶようになりました。こうして付加価値を生み出し、農家の所得と労働環境の向上につなげていったのです。キャッチフレーズどおり、パスポートの所持率が全国で最も高い町になったそうです。この運動が始まったのは1961年、今から50年以上も前のこと。今でこそ生産者が加工品まで手掛けるのはトレンドにもなっていますが、大山町はその先駆けなのです。

栽培から加工までをていねいに

 キャッチフレーズとなっているだけあって、ウメは大山町の特産品。栽培から製品に仕上げる加工までを一貫して大山町で行っています。

 11月は、夏に収穫したウメを漬けこんだ新物の梅干しが出回り始める時期。傷がつかないよう手もぎで丁寧に収穫した完熟梅を、昔ながらの製法で漬け込んでいます。直売所では、それぞれの農家で漬けた梅干しを、生産者の名前入りで販売しています。毎年楽しみにしているお客さんも多いそうですよ。

開運と子孫繁栄の象徴のウメを新年に

 ウメは古来より縁起のいい食べ物として重用されてきました。新年に梅干しをお茶に入れて飲み、無病息災を願う風習がある地域もありますし、枝にたくさんの実をつけることから子孫繁栄を象徴するとも言われているそうです。食べるだけでなく、寒さが厳しい時季にいち早く咲くことから、ウメの花は出世や開運の象徴として考えられてきました。可憐で香りもよく、春の訪れを感じさせるウメの花は、お正月の飾りにも欠かせません。そんな新年を迎えるのにぴったりのウメ。「農家おもてなしおせち」では、「梅の甘露煮」をメニューに取り入れました。丸々とした大山産の青梅を甘く炊きあげています。柔らかい果肉を口に入れると、甘さの中にもほのかな酸味とウメの香りが感じられます。「ウメが健康にいいのは分かるけど、すっぱくてちょっと苦手だな~」という人でもおいしくいただけますよ。数あるおせち料理の中でも、常に人気上位の定番メニューです。

 そして、ウメを使ったメニューをもう一つご紹介しましょう。今年新登場の「赤魚の梅肉南蛮」です。煮つけにすることの多い赤魚を南蛮漬けにしました。南蛮酢には梅肉をプラス。ウメの風味が食欲をそそる一品です。こちらも楽しみですね。

 「農家おもてなしおせち」の注文と詳細は

 注文は12月15日(土)まででますが、数に限りがあり、15日より前に完売する可能性もあります。

企画・制作/西日本新聞社メディアビジネス局

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※情報は2018.11.29時点のものです