「信は、僕の憧れ」映画キングダム主演の山崎賢人さんインタビュー

 累計発行部数3,800万部超を記録している大ヒット漫画「キングダム」。実写化不可能と言われてきた本作がついに実写映画化。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)を壮大なスケールで描きます。主人公・信を全力で演じた山崎賢人さんに作品への思いを聞きました。

— 待望の映画化ですね

 面白いから絶対読んだ方がいいと、周りに勧められていた作品でした。2016年に「キングダム」の連載10周年を記念して制作された3分間の実写動画で信を演じさせていただく機会がありまして、その撮影前に全巻読んで大ファンになりました。映画でも信を演じることが決まった時はもう、ギラギラギラギラと(笑)。すごくうれしくて…。再び信を演じられたことは大変光栄です。撮影の1年以上前から、キングダムのことを考えて、信に向かって準備して、熱い思いを持って全身全霊でやらせていただけたのがうれしいです。本当に特別な作品になりました。

— 嬴政と漂を演じた吉沢亮さんとは4度目の共演。 プライベートでも仲が良いそうで。

 共演が決まった時、2人で飲みに行ったんです。「やった! 頑張ろうぜ!」と2人で気合を入れましたね。普段は照れくさくて言えないような、役者という仕事に向けた熱い気持ちを語り合ったりして。芝居の中でもぶつかり合えたことは、今まで築き上げてきた信頼感があったからこそ。おりょう(吉沢さん)が嬴政と漂を演じてくれたおかけで、僕もやりきれたと感じています。

— 中国・浙江省での撮影。広大なオープンセットを用いたスケール感を前に、主演のプレッシャーは?

 巨大なセットとスタッフの数、その規模にやはり圧倒されたのですが、まさに武者震い。「よっしゃ! やってやるぞ」との思いだけでした。巨大セットと大勢の兵士と馬、まさに“ホンモノ”が使われたことで、より役に入り込むことができたと思います。スタッフやキャストの士気が上がっていたことも肌で感じました。

— 信はすごくハマり役だと感じます。

 信という男は、自分の憧れでもあるので演じていてすごく気持ちよかったです。信はとにかく真っすぐ、ストレートに生きている人間。奴隷として恵まれない環境で育ちながらも、友と一緒に夢を抱いて真っすぐに生きてきた。誰よりも高く飛ぶ無限の可能性を持っています。過酷な場所での撮影も多かったですが、過酷になればなるほど、それが演じる上でのパワーになってしまうくらいで…。きっと見ていただいた方にもパワーを感じてもらえるんじゃないかなと思います。

「信という男は、僕の憧れです」と語る山崎賢人さん

— 躍動感のあるアクションも印象的でした。

 型にはまらない、野性味こそが信のアクション。我流で鍛錬してきた信にしかできない動きを、監督と相談しながらつくりました。やられても、表情を崩しながらもはね返す。序盤は復讐心と怒りの感情に任せたアクション、戦いを重ねるにつれて冷静になり、相手に合わせた動きを見せていく。そんな信の成長も楽しんでいただければと思います。戦災孤児で奴隷の少年なので、体作りは徹底しました。食事制限をして、アクションの練習でばりばり体をいじめる。ささみや赤身の肉ばかり食べていましたが、常にお腹が空いた状態でした(笑)。

— 共演陣も個性豊かな人ばかりですね。

 キングダムの魅力はやはりキャラクター。それぞれが魅力的に描かれています。大沢(たかお)さんをはじめ、キャストも魅力的な方ばかりで、そこに立っているだけで説得力がある。役者として、すごく刺激を受けました。キャスト皆がキングダムの世界観を表現するために役を生きていて、僕もひたすらに信を生きました。脚本には、原作の原(泰久)先生も参加されていて、映画オリジナルのセリフもあります。自分自身を奮い立たせてくれたセリフも多かったです。映画でキングダムに初めて触れる方はもちろん、原作ファンの方も興奮すると思います!

<プロフィル>
山崎 賢人(やまざき・けんと)
 1994年生まれ。東京都出身。映画「ヒロイン失格」「orange-オレンジ-」で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に「オオカミ少女と黒王子」「四月は君の嘘」(2016)、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」「斉木楠雄のΨ難」(17)、「羊と鋼の森」(18)。公開を控える作品に「二ノ国」(声優/19)、「ヲタクに恋は難しい」(20)など。

※情報は2019.4.11時点のものです

秋吉真由美

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